ホンダ系列主要企業 決算状況 2023年9月期
ホンダ系列主要企業 決算状況 2023年9月期

ホンダ系列主要企業 決算状況 2023年9月期

テイ・エステック

売上収益
・為替差益、部品売上増加等により前年同期比2.7%増、2,023億円
・米州 金型売上減少も為替差益等で前期比28.2%増、1,137億円、中国 減産影響▲36.3%、402億円、日本 ロイヤリティ増で前期比ほぼ同等▲1.5%、401億円、アジア欧州 13.7%増211億円
・四輪シート事業が84%
営業利益
・増収効果も諸経費増加により前年同期比9.7%減の50億円、2.5%
・日本はロイヤリティ増加ほか一過性費用減少で前期比127%増益、米州 前期赤字から11億円利益計上、中国前期比▲68%、アジア欧州▲63%

武蔵精密工業

売上収益
・半導体不足解消による受注増、材料費等高騰分の売価反映で前年同期比19.5%増の1,695億円
・ホンダ関連向け売上は48%
・地域セグメントでは米州が前年同期比53%の大幅増となる479億円、欧州14%増486億円、アジア8%増364億円、中国は2.6%減166億円
・新事業分野、インドストリー ニデックドライブテクノロジーよりAMR事業譲受、エネルギーソリューション Hybrid capacitorでUL取得、米国市場向け無停電電源システム開発
営業利益
・前年同期比360%増の67億円、営業利益率4.0%
・地域セグメントでは中国以外増益、日本、米州は前期の損失から回復、欧州の赤字幅は大幅削減も900万円損失

ジーテクト

・車両生産台数回復及び為替影響により前年同期比6.7%増の1,652億円
・地域セグメントではアジアが前期比17%、欧州が41.2%、北米が7.7%増となったが、日本が2.4%、中国12.7%、南米3.8%減
・日本は受注増、材料単価改訂増収効果も金型・設備売上減少要因が大きかった
営業利益
・自動化、増産による増益効果も金型・設備売上等の車種開発販売減少による減益幅が大きく前年同期比12.7%減の628億円
・地域セグメントでは中国が前期一過性要因での増益があったこともあり前期比94%と大幅減少も1.8億円の黒字を確保。南米も前期比48%減

ユタカ技研

売上収益 
・受注増はあるが、製品に含まれる貴金属の価格下落により前年同期比4.6%減となる1,039億円
・地域セグメントではインドネシアが好調のアジアが前年同期比32%増、一方中国は受注減により23%減
営業利益
・受注増や為替差益のほか、北米での原材料・燃料費高騰分の価格転嫁により前年同期比197%増の318億円、3.1%
・地域セグメントでは、日本が前期赤字から1.6億円の黒字化、北米は営業損失幅縮小も5億円の赤字、アジア、中国、その他で利益計上

エフテック

売上収益
・受注増及び為替影響により前年同期比14.9%増の1,393億円
・地域別売上割合は北米70%、アジア20%、日本10%
・前期比北米23.6%増、日本36.6%増も、中国地域での急速なEV化による減産影響が大きくアジアセグメントは12.8%減
営業利益
・北米での経営課題及び中国原産影響により営業利益率▲0.9%、129億円の営業損失
・売上の7割を占める北米では雇用確保難、労務コスト上昇、生産効率・品質低下の課題を抱え営業損失148億円
・アジアも中国での減産影響大きく1.7億円の営業損失計上

エフ・シー・シー

FCC
売上収益
・アジア、北米での受注増により前年同期比9%増となる1,169億円
・事業セグメントは二輪が前年同期比3.1%増の522億円、四輪が14%増の647億円、非モビリティが24%増の700万円
・地域セグメントでは日本が前年同期比3.5%減、米国15%増、アジア5.6%増
営業利益
・増収効果や為替差益により前年同期比52%増となる645億円、5.5%
・事業セグメントでは二輪が原材料価格高騰により0.2%減43億円、四輪が237%増34億円、非モビリティは13億円の損失
・地域セグメントでは日本は営業損失増加21億円、米国235%増44億円、アジア13%増35億円

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