ＮＴＮ 正逆両方向に回転可能な流体動圧軸受を開発 2025/2/18
ＮＴＮは、正逆両方向に回転可能な流体動圧軸受を開発したと発表した。家電製品や車載電子機器などに使用される小型モータやアクチュエータには回転方向を選ばない軸受が使用されるが、静粛性や低振動性、低トルク性に優れた流体動圧軸受は従来一方向のみしか回転できなかったため、適用した場合組付け時に方向の確認が必要となっていた。開発した流体動圧軸受は、軸受内径部の表面テクスチャリングを最適化することで正逆両方向への回転を可能にした。また、最適化表面テクスチャリングにより、回転開始直後から油膜が形成され、一般的な溝なし軸受と比較して１０％のトルク低減を実現した。
新事業
東海理化 新事業創出成果を発表へ 2025.2.21
東海理化は、２０２５年３月１９日中日ホールで開催される愛知県企業によるイノベーション創出プログラム合同成果発表会「ＡＩＣＨＩ ＩＮＮＯＶＡＴＩＯＮ ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ」に登壇すると発表した。東海理化は、これまで子どもが自動車の後部座席に乗車していても子どもが車に乗ることを楽しみにできる仕組みを組込んだ「ＦａｍｉＣａシステム」を構築してきた。発表内容は、東海理化と２０２３年に設立したＡＩ活用技術開発のａｍｓの協働により、ＦａｍｉＣａシステムに子どもの睡眠や体調を検知する機能を追加し、運転手がより安心して安全に運転できる環境を提供する内容を発表する。東海理化は、２０２４年より新規事業創出プログラム「ＡＩＣＨＩ ＭＡＴＣＨＩＮＧ ２０２４」に参加している。
体制
日立Ａｓｔｅｍｏ 商号を「Ａｓｔｅｍｏ」に変更へ 2025/2/20
日立Ａｓｔｅｍｏは、２０２５年４月１日付けで「Ａｓｔｅｍｏ」に商号を変更すると発表した。グローバルメガサプライヤーとしての成長と、ＳＤＶ時代の電動化と知能化のリーディングカンパニーになることを目指し、商号をＡｓｔｅｍｏに変更してブラントの強化を図っていくとしている。
愛三工業 新工場の名称を「Ａｉｓａｎ みらい工場」と命名 2025/2/20
愛三工業は、愛知県安城市に２０２５年５月に竣工予定の新工場の名称を「Ａｉｓａｎ みらい工場」とすると発表した。新工場は、３３，０００ｍ２の敷地面積に鉄骨２階建て延べ床面積２４，８１５ｍ２の生産棟と事務棟を建設し、水素関連製品や電動化製品を製造する予定だ。事務エリアはＺＥＢ認証を取得している。また、生産エリアは地下水による帯水層蓄熱空調システムや、太陽光発電、水素発電由来の電力を使用したエネルギーマネジメントシステムを導入する。
ニュースウォッチ
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