水素、アンモニア、ＬＯＨＣ
九州電力 ユニバー社と水素・アンモニア、ＣＣＵＳで協業 2025/2/12
九州電力はグループ会社であるキューデン・インターナショナルが、ドイツのエネルギー事業者ユニパー社と水素・アンモニア、再エネ、ＣＣＵＳ事業等の協業検討に関する覚書を締結したと発表した。キューデン・インターナショナルは、今回の連携により欧州等での事業参画機会の拡大、およびアジアでのユニバー社の事業展開の促進など相互補完的なシナジーを期待するとしている。
川崎重工 水素取引「水素プラットフォーム」の実証試験が完了 2025/2/14
川崎重工は、水素の製造から利用者に届けるまでのサプライチェーン（ＳＣ）全体のＧＨＧ排出量を算定する水素取引「水素プラットフォーム」の実証試験が完了したと発表した。第三者認証機関ＤＮＶの支援を受け、大林組が取り組む大分県九重町に設置された地熱由来水素利活用事業で、水素製造サイトから輸送およびＦＣＶ向け水素ステーションへの水素ＳＣの概念実証（ＰｏＣ）を実施し、算定方法が水素の炭素集約度算定国際規格ＩＳＯ／ＴＳ１９８７０：２０２３に即していることを確認した。川崎重工は実証を通じて獲得したＧＨＧ排出量計測と炭素集約度評価、およびトレーサビリティ確保の２つのサービスをベースに、今後低炭素水素の認証支援や水素取引支援の検討を行い、２０２８年頃の商用化を目指すとしている。
合成燃料
三井物産 合成燃料製造米国トゥウェルブ社に出資参画 2025/2/13
三井物産は、合成燃料の製造技術・事業開発を行う米国Ｔｗｅｌｖｅ ｂｅｎｅｆｉｔ（トゥウェルブ）社の第三者割当増資の引き受けを行ったと発表した。トゥウェルブ社は、ＣＯ２を低温・常圧で合成ガスＣＯに電解する技術を有している。米国ワシントン州モーゼスレイクに日産能力５バレルの製造プラントを建設中で、２０２５年中の稼働を予定していて、このプラントおよび将来の大規模プラントで製造されるｅＳＡＦ／ｅナフサおよび環境価値は、アラスカ航空、ＩＡＧ、マイクロソフトなどがオフテイク契約をしている。三井物産は、トゥウェルブ社との協業を深化させ、カーボンニュートラル製造販売事業を拡大させるとしている。
東洋エンジ マレーシアＳＡＦ製造プラントでの付帯設備建設プロジェクトを受注 2025/2/13
東洋エンジニアリングは子会社であるＴｏｙｏ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ ＆ Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ（Ｔｏｙｏマレーシア）が、マレーシアの国営石油会社ペトロナスの子会社であるＰＲＰＣ Ｕｔｉｌｉｔｉｅｓ ａｎｄ Ｆａｃｉｌｉｔｉｅｓから、マレーシア・ジョホール州ペンゲランで建設中のＳＡＦ製造プラントの電源リミット外設備（ＯＳＢＬ）建設プロジェクトを受注したと発表した。Ｔｏｙｏマレーシアは、ＳＡＦを製造するバイオ精油所プラントのＯＳＢＬに分類される付帯設備の設計、調達、建設工事を一括で受注し、プロジェクトを遂行する。
運搬・貯蔵、燃焼、その他
川崎重工 大規模水素ステーション向け油圧ブースター式水素圧縮機の販売を開始2025/2/12
川崎重工は、燃料電池大型商用車（ＦＣ ＨＤＶ）向け水素供給能力６００Ｎｍ３／ｈの大容量モデル油圧ブースター式水素圧縮機を２０２５年度から発売を開始すると発表した。川崎重工は、これまで水素供給能力３００Ｎｍ３／ｈの中規模モデルの販売を行っている。大容量モデルは中規模モデルのブースターの組み合わせを変更し開発した。ＦＣ ＨＤＶへの水素充填には時間がかかるが、大容量水素圧縮機により水素ステーションでの水素ガスを大容量で迅速に充填するのに貢献する。
決算
重工業、エンジニアリング会社 決算状況 2024年12月期
ニュースウォッチ
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