自動車部品関連動向      2024.11.18
自動車部品関連動向      2024.11.18

自動車部品関連動向      2024.11.18

テイ・エステック 次世代車室内空間発表会2024を開催              2024.11.11

 テイ・エステックは、2024年11月8日、東京国際フォーラムにおいて、次世代自動車を見据えた室内空間を提案する「次世代車室内空間発表会2024を開催した。電動化や自動運転などの技術進化により車室内空間で過ごす時間に新たな価値が求められるとして、ミニバンでの家族が移動時間を快適に過ごすことにできる対面モードシートアレンジなどを搭載したファミリーコンフォートキャビンや、Z世代の価値に沿う楽しい空間を演出するシートなどを搭載したZジェネレーションキャビンなどを提案した。

ニデック 2輪車向け電動クラッチECUを開発    2024.11.14

 ニデックはグループ会社であるニデックモビリティが、2輪車向け電動クラッチECUを開発したと発表した。中型以上の2輪車に多く採用されているMTにおいて、発進、変速、停止時に必要なクラッチ係合・離合操作によるギアチェンジで、自動でクラッチを制御し、ライダーが任意でMTモードとATモードを切り替えるシステムに採用された。世界初の2輪車向け電動クラッチECUとなる。

M&A・出資

カヤバ 知多鋼業にTOB 2024.11.11

 カヤバは、愛知県春日井市に本社がある線ばね、薄板ばねなどを製造販売する知多鋼業に対し、完全子会社にすることを目的とした株式の公開買い付けを開始すると発表した。知多鋼業は、カヤバの子会社であるカヤバモーターサイクルサスペンションとの取引が約3割を占め、カヤバにとって重要なサプライチェーン構成会社であり、カヤバが発行済み株式の11.56%を保有する筆頭株主だ。知多鋼業は、2024年5月に前代表社長が病気療養のため退任、社長を退任していた代表会長が5月から社長を兼務する体制となっていた。自動車産業をめぐる事業環境が厳しくなる中、知多鋼業はカヤバのTOBの応募に対して推奨を表明している。2025年1月から買取を開始し、TOBが成立した場合、スクイーズアウトを実施する。

体制

エイチワン 郡山事業所を他事業所に移管集約   2024.11.12

 エイチワンは、福島県郡山市にある開発技術センターと郡山工場を、収益力の強化および新規事業への資源投下での事業構造転換を図るため、日本国内の他事業所に移管集約すると発表した。郡山事業所では、自動車のフレーム開発及び製造を行っていて、主にホンダの狭山工場に納入していたが、ホンダの狭山工場が閉鎖したことにより収益性が悪化していた。郡山工場には290人の従業員が従事している。事業所の集約時期は2026年3月末を予定している。

ニュースウォッチ

  • ニデックが苦しむEV傾注の後始末 駆動装置再び減産へ 2024.11.11
  • 東海理化、金型のDX拡大 設計自動化でコスト減 2024.11.11
  • 林テレンプ、駐車場管理機器を拡販 28年に年7000台目標 2024.11.13
  • NTN、車・機械の補修需要を開拓 年6%成長で事業の柱に 2024.11.15

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