自動車部品関連動向      2024.1.29
自動車部品関連動向      2024.1.29

自動車部品関連動向      2024.1.29

技術・製品

武蔵精密 ホンダより新FCEV向けギアボックスを受注  2024.1.22

 武蔵精密工業は、ホンダの新型燃料電池車(FCEV)向けe-Axleに適用されるギアボックスを受注したと発表した。2024年の量産開始に向けて生産準備を行っている。

アイシン スマホアプリの活用を想定した機械式駐車場へ自動駐車に成功 2024.1.25

 アイシンは、新明和工業と共同で開発に取り組んでいる機械式駐車場設備への自動で自動車が駐車する自動バレー駐車のレベル4実証実験に成功したと発表した。両社は2022年4月から自動駐車と機械式駐車設備の連携技術を共同開発している。実証実験では、車両と機械式駐車設備に設置したコントロールユニット内にそれぞれの専用アプリを搭載し、乗降場所から車両アプリ上で目的地を該当する機械式駐車設備に指定するだけで、車両アプリと機械式駐車設備アプリが連携し、車両が自動で機械式駐車設備に入出庫できることを確認した。

新事業

日本特殊陶業 ドローンを活用した部品配送の実証実験を実施  2024.123

 日本特殊陶業は、熊本市に本社がある部品卸フタバ、新潟市に本社があるドローン物流・航路設計のTOMPLAとともに、2024年1月15日から2024年1月18日の間、熊本県御船町にて、ドローンによる自動車整備工場への部品配送の実証実験を実施したと発表した。日本特殊陶業はドローン配送システム構築とプロジェクト管理を担当した。部品卸では部品の緊急配送に関わるコスト負担の課題がありドローンの活用で解決を図る試みとなった。日本特殊陶業は業界特化型のドローン配送システムの構築をモビリティ新規事業の一つの選択肢として検討を進めていくとしている。

NOK 鳥取事業所でBEVの実験走行を開始       2024.1.23

 NOKは、BEVの実験走行を鳥取事業所がある鳥取県西伯郡南部町で開始したと発表した。BEVにはNOK鳥取事業所で生産している防振・防音ゴム製品ブッシュや鳥取県内の企業の製品が実装されている。NOKは走行によるモニター評価の結果を今後のBEV向け製品の開発につなげるとしている。実験走行は鳥取県の「EV実装評価プラットフォーム」の補助事業に採択されている。

体制

豊田合成 米国での自動車内外装部品の生産能力増強   2024.1.26

 豊田合成は、北米での自動車用内外装部品の販売拡大に対応するため、米国子会社TGミズーリ(TGMO)とTGケンタッキー(TGKY)の生産能力を強化すると発表した。TGMOのペリビル工場は3,000m2の工場建屋を拡張する。また、インディアナ工場も設備の増強を行う。TGKYは8,000m2の工場建屋を拡張する。共に2025年12月の稼働を予定している。

ニュースウォッチ

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  • 今仙電機、新社長にTSテック専務の長谷川健一氏 2024.1.24
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