自動車部品関連動向      2024.1.22
自動車部品関連動向      2024.1.22

自動車部品関連動向      2024.1.22

技術・製品

デンソー 新型「V2H充放電器」の受注を開始     2024.1.18

 デンソーは、子会社であるデンソーソリューションを通じて、BEVやPHEVと家庭内電源とを結び充放電ができる「V2H(Vehicle to Home)-充放電器」の新型モデルの受注を3月中旬から開始すると発表した。新型モデルでは、パワーユニットとプラグホルダを分離して使い勝手を向上させ、重量も約63%軽量化した。従来型モデルでは、停電時に充放電器側と車両側双方で手動での切り替えが必要であったが、新型では自動で設定が切り替わるようにした。

JFEスチール 圧粉磁心でモータの薄型化を実証              2024.1.16

 JFEスチールは、JFEテクノリサーチおよび静岡大学発ベンチャーアーミスと共に、絶縁被覆純鉄粉「電磁郎」を用いた圧粉磁心を使用したアキシャルギャップモータを試作し、従来モータと同等出力で48%の薄型化、40%の軽量化を確認したと発表した。電磁郎は結晶粒の大型化や球形化によりヒステリシス損を低減し、平均粒子径を100μm以下にすることで渦電流損を低減している。

新事業

デンソー 農水省東海農政局と「スマート農業」・農水産物の「効率的な物流」について連携 2024.1.16

 デンソーは、農林水産省東海農政局と食農分野での、スマート農業技術の普及および食流通分野における効率的な物流の実現に関しての連携に関する協定を締結したと発表した。スマート農業技術の普及については、三重県津市にあるアグリッドの大規模農場で実証している農業用自動収穫機やカーボンニュートラルシステム等のスマート農業技術についての広報活動を行う。また、効率的な物流の実現においては、東海地区のJAと取り組んでいるQRコードを活用した物流DXシステムの実現に向けて、物流事業者や市場関係者とのパートナーシップ構築に取り組むとしている。

M&A・出資

東海理化 バッテリー制御システム開発のNExT-e Solutionsに出資              2024.1.15

 東海理化は、蓄電池システムのバッテリーマネジメントシステム(BMS)を開発する東京大学発のスタートアップNExT-e Solutionsに出資したと発表した。東海理化はNExT-eSのBMSと業界ネットワークを活用し、家庭用バッテリーシステムの事業化を目指すとしている。NExT-eSには、東京電力HD、大阪ガス、中国電力などが出資している。

ニュースウォッチ

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  • 愛知製鋼、電動車向け放熱部品増産2024.1.18
  • 日本特殊陶業、パワー半導体のセラミックス基板生産を検討2024.1.18
  • エフテック、米国連結子会社F&Pアメリカに対する貸付金を株式化 2024.1.18
  • 住友理工、ホンダにEV向け遮音製品 北米で供給 2024.1.19
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