自動車部品関連動向      2023.11.13
自動車部品関連動向      2023.11.13

自動車部品関連動向      2023.11.13

技術・製品

武蔵精密 インドのスタートアップEmobiに2輪車用EV駆動ユニットを供給          2023.11.6

武蔵精密工業は、インドのスタートアップ企業Emobiに2輪車用EV駆動ユニットを供給すると発表した。Emobiは2019年インド・バンガロール州カルナタカに設置されたEモビリティ設計、エンジニアリング、OEMスタートアップ。武蔵のEV駆動ユニットと共にホンダのPower Pack Energyによるバッテリーパックも搭載される2輪EVを開発したとしている。

日本精工 TOPPANと産業機械設備向け保全管理システムを共同開発へ            2023.11.7

日本精工 (NSK)は、TOPPANエッジと、温度センサー搭載RFIDタグを活用した産業機械設備向け保全管理システムの共同開発を開始したと発表した。金属面での電波干渉を受けても通信が可能で、無線給電方式によるパッシブ方式の温度センサー搭載RFIDタグとRFIDリーダー、管理システムから構成される。RFIDリーダーから取得した情報で点検・保守の履歴や温度推移、製品番号などのデータを記録、照合できるとしている。

日本精工 屋外搬送走行ロボットの開発を開始   2023.11.7

日本精工 (NSK)は、サービスロボット向け屋外走行ロボットの開発を開始したと発表した。片側3輪をパンタグラフ形状のリンク式サスペンションにすることで最大50mmの段差走行を可能とし、ボディの低床化と共に姿勢維持・免振ユニット搭載で最大10度のスロープや段差昇降時の荷物の姿勢を保つことができる。画像による3D認識での高精度な自立走行が可能としている。

体制・M&A・出資

日本特殊陶業 米国ヘルスケアスタートアップVivalink社に出資              2023.11.8

日本特殊陶業は、米国 カリフォルニア州に本拠を置くスタートアップVivalink Medical, Inc.へ出資したと発表した。Vivalinkは2014年創業で、仮想空間での患者ケアおよび在宅臨床試験に活用するためのデジタルヘルスケアプラットフォームを提供している。日本特殊陶業は非内燃機関事業向けの比率向上に向けた新規事業創出に取り組んでいる。

日清紡HD TMDグループ譲渡で減損損失計上 2023.11.9

日清紡HDは、2023年8月22日にルクセンブルクに本拠地を置くブレーキ摩擦材メーカーTMD Friction Groupをドイツ・ミュンヘンに本社を置く産業・投資グループAEQUITAの傘下企業に譲渡すると発表したが、2023年12月3Q四半期決算において285億円の減損損失、事業整理損失引当金67億円を計上したと発表した。日清紡は2011年にTMDを465億円で買収していた。

いすゞ IJTTをスパークスに譲渡            2023.11.10

いすゞ自動車は、連結子会社で鋳造部品を手掛けるIJTTを投資会社スパークスのファンド「日本モノづくり未来ファンド」傘下のARTS-1がTOBすることで売却すると発表した。TOB後ITJJはいすゞが保有する自社株を取得し、その後、いすゞがARTS-1に33.3%出資する。IJTTはいすゞの連結子会社からは外れる。

ニュースウォッチ

  • SMC、24時間体制で開発 EV部品など期間半減 2023.11.3
  • ブラザー、工業ミシンで車内装品に軸足 エアバッグなど 2023.11.6
  • NTTが米自動運転に出資 まずトヨタ車に活用、25年にも 2023.11.6
  • ニッパツ、快適性高めた次世代型シートを2028年にも量産化 2023.11.7
  • ジェイテクト、介護の負担軽減に車の知見 2023.11.
  • ユタカ技研、次世代小型モビリティ向け汎用フレームがFOMMに採用 2023.11.9
  • オートリブ、愛知にエアバッグ新工場 世界の旗艦拠点 2023.11.8
  • 愛知製鋼、仕入れ先の改善例展示会 設備改良や環境配慮 2023.11.10
  • ルネサス、次世代車対応の半導体開発 英アームCPU採用 2023.11.10

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です