デンソー トラック用停車時クーラー「Ｅｖｅｒｙｃｏｏｌ」を発売 2023.9.11
デンソーは、トラックのエンジン停止時に使用する停車時クーラー「Ｅｖｅｒｙｃｏｏｌ」を開発し、デンソーソリューションを通じて１２月より販売を開始すると発表した。従来の停車時クーラーは熱交換機用送風機を室内・室外機両方に設置していたが、Ｅｖｅｒｙｃｏｏｌでは送風機を一体化し１台で全体の熱交換を可能にした。また、専用の小型電動コンプレッサーを開発した。これらの技術により従来品に比べ約３０％の小型化と約６３％の軽量化を、さらには消費電力の約５７％低減を実現した。
アイシン ２０２５年中期経営計画を策定 2023.9.14
アイシンは９月１４日、２０３０年にめざす姿を改定し、２０３０年を見据えた２０２５年中期経営計画を発表した。
ＢＥＶやＡＩへのトレンドへ対応するため、ＢＥＶ商材やブレーキ、安心快適エントリーにリソースを振り分ける。２０３０年度の売上高での成長領域の売上を２０２１年度比３倍と設定した。２０２５年の経営目標は。売上高５兆円、営業利益３，０００億円以上、ＲＯＩＣ１０％以上としている。
ＪＴＥＫＴ ＦＣＶ向け第３世代「高圧水素供給バルブ」と「高圧水素減圧弁」を開発 2023.9.13
ジェイテクトは、ＦＣＶ向け「高圧水素供給バルブ」と「高圧水素減圧弁」を開発したと発表した。従来品に比べ部品点数を削減し小型・軽量化を図り、大型商用燃料電池車に対応して水素流量を高圧水素供給バルブで従来品比２００％、高圧水素減圧弁で同１３０％増大させることに成功した。
日本ガイシ バイオ事業スタートアップに出資 2023.9.12
日本ガイシは、藻類などのバイオ事業の開発を進めるちとせグループのシンガポールにある統括企業ＣＨＩＴＯＳＥ ＢＩＯ ＥＶＯＬＵＴＩＯＮに１０億円の出資を行い、資本提携契約を締結すると発表した。ちとせグループは。微細藻類を用いて燃料やプラスチックなどバイオ製品の商業生産を目指している。日本ガイシはセラミック膜を用いた微細藻類の分離技術で協業を進めている。
日本ガイシ ＮＡＳ電池を活用した蓄電所事業を開始へ 2023.9.13
日本ガイシは、電力運用プラットフォーム運用などを行っているＳｕｓｔｅｃｈと、Ｓｕｓｔｅｃｈが開発するＡＩを用いた太陽光発電などの分散型電源管理プラットフォーム「ＥＬＩＣ」で、系統用蓄電池の制御で蓄電所事業の収益を最大化する取り組みを開始すると発表した。２０２４年度中に国内で日本ガイシのＮＡＳ電池を活用した系統用蓄電所の運用を開始するとしている。
リョーサン 中国ＩＡＴと合弁設立でＥＶプラットフォーム事業に参入 2023.9.4
エレクトロニクス商社リョーサンは、中国の大手自動車エンジニアリング会社ＩＡＴ Ａｕｔｏｍｏｔｉｖｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ（阿爾特汽車技術股份有限公司）と中国四川省成都に合弁会社四川芯世紀科技有限責任公司を設立し、ＥＶプラットフォームを提供する新事業に参入すると発表した。出資比率はＩＡＴが６０％、リョーサンが４０％。ＩＡＴがＥＶプラットフォームの開発設計を、リョーサンが部品供給を行い、自動車メーカーやＴｉｅｒ１への部品供給を行う計画だ。
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