豊田合成 就労継続支援事業所の協力のもと自動車部品端材を使用した製品を製作 2023.8.23
豊田合成は、愛知県や岐阜県の就労継続支援事業所の協力を得て、ハンドル本革端材を活用したネックストラップや、シートベルト端材を活用したペン差し、エアバック生地を使用したトートバックなどを製作し、販売を開始したと発表した。2023年4月にオープンした名古屋市にある「Re-Sショップ」やオンラインでの販売を行っている。
東海理化 北米子会社TRINを閉鎖へ 2023.8.24
東海理化は、北米の事業強化に向けた生産拠点再編を目的として。北米子会社で米国インディアナ州にあるTRINを2024年9月に閉鎖すると発表した。TRINで生産していた製品はミシガン州の2拠点に移管し、固定費の低減と生産効率の向上を図り、2024年3月までに米国3拠点での生産再編を行う。
ニデック CVT用新型電動オイルポンプを開発 2023.8.23
ニデックは、子会社であるニデックパワートレインシステムズがCVT用の新型電動オイルポンプを開発したと発表した。従来の電動オイルポンプは油圧供給範囲が1MPaまでであったが、新製品はベーンポンプを採用し、モータ出力を制御することで0.3から4MPaの油圧供給を実現した。メカポンプと組み合わせることでメカポンプのサイズダウンが図れ、油圧供給システムの燃費が向上するとしている。
NTN 転がり軸受の高精度余命予測技術を開発 2023.8.21
NTNは、ディープラーニングとベイズ学習を組合わせ、軸受の予寿命を高精度に予測する技術を開発したと発表した。ディープラーニングで軸受の損傷状態や予寿命の予測を可能にし、階層ベイズ回帰を使用して予測値の信頼性を向上させている。2017年に大阪大学大学院工学研究科に設立したNTN次世代協同研究所との共同研究の成果となる。
日清紡 TMD Friction Groupの株式をAEQUITAに譲渡 2023.8.22
日清紡は、2011年に買収したルクセンブルクにあるTMD Friction Groupの全株式をドイツの産業グループAEQUITA社に譲渡すると発表した。TMDを加えたことで日清紡はブレーキフリクションでは世界のトップシェアを確保していたが、欧州でのEURO7規制の影響で銅を使用する摩擦材は使用が難しくなった。また、TMD社は事業損失が続いていたことから譲渡を決定した。
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