デンソー BEVを活用したエネルギーマネジメントの試験導入を開始 2023.2.9
デンソーは、中部電力、中部電力ミライズと共に、3月よりBEVを活用したエネルギーマネジメントシステム(EMS)の試験導入を開始すると発表した。中部電力ミライズがカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と長野県軽井沢町に設置・導入した店舗、太陽光発電システム、BEVで、AIによる電力・太陽光発電・BEVのSOC(State of Charge)予測などを行い、SOC・電力ピークカット・電力地産地消率の最大化の制御の試験を行うとしている。
豊田合成 インドでエアバッグの生産能力増強 2023.2.10
豊田合成は、インド北部ニムラダにある豊田合成ミンダインディアの生産能力を強化すると発表した。現在の21,000m2の建屋を60%拡張し35,000m2として、現地主要顧客であるスズキやトヨタに供給する。2024年9月の稼働を予定している。
東海理化 精工技研と型内塗装技術を開発 2023.2.8
東海理化は、精工技研と共同で小型部品向け型内塗装技術を共同で開発すると発表した。これまで別公邸であった成形、塗装、乾燥工程を射出成型機の金型内で一貫して行う。工程を統合することで、消費エネルギーを削減するとともにCO2排出量を約60%削減が可能としている。2025年の実用化を目指す。
ブリヂストン 超小型EVで次世代タイヤ技術の実証実験を開始 2023.2.8
ブリヂストンは出光興産と共に、出光興産千葉事業所内の構内移動用超小型EVに、空気の充填が必要ない次世代タイヤ「エアフリーコンセプト」を装着し、実用化に向けた実証実験を開始すると発表した。「エアフリーコンセプト」は、タイや側面の特殊形状スポークにより荷重を支え、タイヤメンテが不要となることをコンセプトとして開発された。実証実験を通じEV化を促進し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを加速するとしている。
エフ・シー・シー エアロディベロップジャパンに出資 2023.2.10
エフ・シー・シーは、小型ガスタービン動力と発電機を組み合わせたハイブリッド発電機に独自技術を持つスタートアップ企業、エアロディベロップジャパン(ADJ)に2022年12月に出資したと発表した。ADJは、エアモビリティに求められる小型軽量高出力な特性を有する小型ガスタービンハイブリッド発電機を開発している。エフ・シー・シーは保有技術で協力してパワーユニットの開発を加速させるととともに、ドローンサービス事業開発での協業も進めるとしている。
NOK FJコンポジットに出資 2023.2.6
NOKは、燃料電池セパレータ、S-CMC半導体ヒートシンク、セラミックス絶縁回路基板(S-DBD)など複合材料製品を開発製造する北海道にあるFJコンポジットに、1月20日付で2億円の出資を行ったと発表した。今後、NOKのE-mobilityや熱マネジメント領域の製品開発でシナジーを検討していくとしている。
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