日本ガイシ 半導体開発棟建設 2022.11.24
日本ガイシは、デジタル社会（Digital Society DS）関連製品の開発を加速させるため、名古屋市の本社地区に新研究開発棟を建設すると発表した。新研究開発棟では、無線通信や光デバイス用、自動運転向け車載センサー用などの新規ウエハー、半導体実装装置用マイクロヒーターなどのDS関連新製品の開発を行うとしている。
東洋紡、大同特殊鋼 電波吸収体用射出成型ペレット共同開発 2022.11.25
東洋紡と大同特殊鋼は、5G通信やミリ波レーダーなどの高度センシング・高速通信機器のギガヘルツ帯の周波数ノイズ対策向け電磁波吸収体用の射出成形ペレットを共同開発したと発表した。従来、電磁波対策はアルミ筐体や電磁波吸収シートによって行われていたが、部品点数、コスト、重要の増加などの課題があった。大同特殊鋼が開発した電磁波吸収フィラーを東洋紡の射出成型用樹脂に組み合わせることで、一般的な電磁波吸収シートよりも、優れた電磁気吸収性能を実現した。
東海理化 中部電力ミライズとオフサイトPPAサービス実施に向けた協定を締結 2022.11.28
東海理化と同社仕入先12社は、中部電力ミライズと、東海理化のサプライチェーンの脱炭素化を目的とした「オフサイトPPAサービス実施に向けた協定」を締結したと発表した。東海理化と参画企業は、中部電力ミライズから、物流倉庫の屋上に設置される太陽光発電で発電された際の余剰エネルギーの電力の支給を受ける。脱炭素化の推進とともに、再生可能エネルギーの新規追加性に貢献するとしている。
NPR、リケン 経営統合日程の見直し 2022.11.28
日本ピストンリングとリケンは、2022年7月に発表した共同持株会社による経営統合の日程が、公正取引委員会の審査に時間を要しているため、2023年4月に株式移転の効力が発生するとしていた日程を、現時点では未定とすると発表した。
日本特殊陶業 子会社への事業継承と、子会社による米国企業買収を発表 2022.11.28
日本特殊陶業は、2つの事業についての分離、統合について発表した。
●日本特殊陶業の機械工具事業を、子会社のNTKカッティングツールスへ、簡易吸収分割を行い事業継承させる。日本特殊陶業は、2022年10月２８日に、IMC International Metalworking Companies B.V.と資本業務提携に関する合弁契約を締結しており、今回の子会社への機械事業継承は、この契約内容を履行に向けた手続きの一環としている。
●日本特殊陶業の酸素濃縮装置等の製造販売を手掛ける米子会社CAIRE Inc.が、米国の心肺機能診断機器の製造販売を行うMGC Diagnostics Holdings, Inc.を買収する。日本特殊陶業は非内燃機関事業の比率を高めるポートフォリオとして「医療」分野を注力する事業分野の1つとしている。
豊田自動織機 新型エアジェット織機を発売 2022.11.29
豊田自動織機は、エアジェット織機を9年ぶりにモデルチェンジして11月28日より発売すると発表した。今回発売するエアジェット織機「JAT910」は、従来機よりエア噴射システム構造を改良し、エア圧力を10%、エア消費量を20%、電力消費量を10%低減した。また、織幅内緯糸を検知するセンサを搭載し、最適エア圧力や搬送条件を算出する。
愛知製鋼 磁気マーカによる自車位置推定技術「GMPS」がJR東日本に採用される 2022.11.29
愛知製鋼は、磁気マーカによる自車位置推定技術「ＧＭＰＳ（Global Magnetic Positioning System）」が、ＪＲ東日本気仙沼線でのバス専用道等を用いた高速輸送システムＢＲＴでの自動運転バスに導入されたと発表した。GMPSは、電波の届かないトンネルなどで、高精度で安定した位置情報を提供することが実証実験で検証されてきた。今回導入される柳津駅～陸前横山駅間の自動運転実用化区間4.8kmで、自動運転を支援する。
ＧＭＰＳの動作イメージ
ニュースウォッチ
- 豊田通商、廃車エアバッグ袋の再利用 新規事業を検討 2022.11.24
- アイシン、EV駆動装置を日米アジアで増産 25年までに 2022.11.24
- 武蔵精密、インド新興に電動車の駆動装置供給 2022.11.25
- ブリヂストン、EV向け市販タイヤを欧州で2023年1月発売2022.11.25
- ブリヂストン、コスタリカの生産増強2022.11.25
- アイシン、eアクスル供給強化へ投資拡大 国内外で2千億円 2022.11.26
- 住友理工、米ランザテック社とゴム・樹脂ウレタン廃棄物再利用の共同開発契約 2022.11.26
- 日本精機など、一正蒲鉾と連携し社食で海鮮料理提供 2022.11.28
- トヨタ系フタバ産業、CO2再利用装置が地元のJAに採用 2022.11.29
- アイシン、EV駆動装置の体積半減 2027年に第3世代 2022.11.29
- ファインシンター、電動車部品「リアクトルコア」８割増産 国内２ライン追加 2022.11.30