自動車部品関連ニュース        2022.11.23
自動車部品関連ニュース        2022.11.23

自動車部品関連ニュース        2022.11.23

NEXT Logistics、豊田自動織機、アイシン 自動走行搬送ロボットを使用した実証開始2022.11.16

NEXT Logistics Japan(NLJ)、豊田自動織機、アイシンは共同で、高効率輸送スキームの構築のため、積替え拠点(クロスドック)での荷下ろし/荷積みの自動化実験を行っている。2021年には豊田自動織機の自動運転フォークリフトを使用した実証を行った。今回12月初旬よりアイシンの協力により、自立走行搬送ロボットを使用した実証を行うと発表した。

今回の実証パターン

ダイナックス 苫小牧工場にバイオマスボイラを導入へ              2022.11.16

ダイナックスは、苫小牧工場に木質チップを燃料とするバイオマスボイラの導入する発表した。バイオマスボイラ導入により、天然ガス用ボイラ12台、A重油用ボイラ1台を停止し、天然ガス使用量は工場全体の31%、A重油は100%削減できるとしている。CO2排出削減量はダイナックス全体の9.3%に相当する。

バイオマスボイラ

JTEKT 導電軸受開発    2022.11.21

JTEKTは、グループ会社である光洋シーリングテクノと共同で、eAxleのモーター軸受に導電機能を持たせた導電軸受「JTEKT Ultra Earth Bearing™(JUEB)」を開発した。eAxleでは、軸受内部に電流が流れることで、回転時の異音や軸受寿命の低下を引き起こす電食という現象が課題となっている。これまで主に軸受の絶縁による対策が取られてきたが、コストが高くなるという課題があった。JUEBでは、絶縁軸受よりも安価である導電による電食対策を行った。

JTEKT Ultra Earth Bearing 導電部分

東海理化 竹を使用した材料を開発        2022.11.21

東海理化は、竹を素材にしたオリジナル材料「Bamboo+」を開発し、12月7日から開催される「サステナブルマテリアル展」に出展すると発表した。Bamboo+は、関連会社ミロクテクノウッドと高知県との共同開発で、竹と熱可塑性プラスチックを複合させた材料。これまで、竹ステアリングホイールや音響機器部品などの製品に適用された。また、竹繊維を複合させた竹フェイクレザーも展示する。

竹ステアリングホイール 音響機器部品

大同特殊鋼 タッチパネル向け新黒化膜用ターゲット発売              2022.11.22

大同特殊鋼は、タッチパネル用メタルメッシュ黒化膜用ターゲット材「STARMESH」シリーズに、新規開発した高性能モデル「γ1」を12月から販売開始すると発表した。スマートフォンなどに使用されるタッチパネルには透明導電膜ITOが使用されてきたが、加工性が劣るため、現在、メタルメッシュへの展開が進んでいる。メタルメッシュは、銅金属の光沢があり、外光を反射するためタッチパネルの視認性が悪くなることが課題であった。γ1では、銅の導電膜可視光反射率を10%以下に抑制する黒化膜が可能となる。

ニュースウォッチ

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