自動車部品関連ニュース　2022.4.20

BluE Nexus、アイシン、デンソーはBEV FWD車向け150kW、4WD車向け80kW(F/R)の3機種e-Axleを開発した。TOYOTA新型BEV「bZ4X」に搭載される。

豊田自動織機は、BEV向け車載充電器・DC-DCコンバーター一体ユニット開発し、トヨタ新型BEV「bZ4X」にElectricity Supply Unit(ESU)の基幹ユニットとして搭載される。

豊田合成は、植物原料「セルロースナノファイバー(CNF)」を配合したCNF強化プラスチックを開発した。PPにCNFを20%配合し、耐衝撃性課題を克服した。

愛知製鋼は、ステンレス鋼材の販売価格について、Ni系20～25%、Cr系10～15%の値上げを公表した。ニッケルについては、旺盛なEVバッテリー需要によりタイトな需給環境が継続すると見込まれるとしている。

住友ゴム工業は、トヨタ自動車のクラウド材料解析プラットフォーム「WAVEBASE」を活用し、ゴム材料開発の解析時間を100分の1以下に短縮することに成功した。

次世代蓄電池・次世代モーター研究開発は、高性能蓄電池・材料、蓄電池のリサイクル関連技術、モビリティ向けモーターシステムの高効率化・高出力密度化技術の３項目があり、このうちモーターシステム開発では、日立製作所グループ、デンソー、日本電産、愛知製鋼の各グループ案が採択された。

愛知製鋼は、2021年10月に発足した「愛知製鋼×東北大学次世代電動アクスル用素材・プロセス共創研究所」と連携を進めながら、小型・軽量・省資源型、高効率電動アクスルの開発に取り組む。

日本電産は、横浜国立大学、京都大学、名古屋大学、東京大学、東京理科大学、富山大学と協働で、磁石フリーの誘導モーター開発に取り組む。