水素・アンモニア関連ニュース
日揮グローバル 専門組織サステナブルソリューションズを新設 2022.8.15
日揮グローバルは、9月1日付で海外における低・脱炭素社会実現に資する専門組織「サステナブルソリューションズ」を新設すると発表した。新設組織では、水素・燃料アンモニア、SAF、グリーンケミカル、SMRなどの分野の海外ビジネスを対象に事業開発を行い、FSからFEED、EPCの受注・遂行を行うとしている。
https://www.jgc.com/jp/news/2022/20220815_2.html
IHI インド火力発電所でのアンモニア混焼検討開始 2022.8.19
IHIは、興和とインド・グジャラート州での既設石炭火力のアンモニア混焼実証研究を本格的に開始すると発表した。NEDO実証要件適合性調査に提案したプロジェクトが採択された。IHIと興和はインドの市場調査及びAdani Power Ltd.のAdani Power Mundra石炭火力発電所での既設石炭焚きボイラでアンモニア20%混焼を目標に技術・経済性検討を行う。
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2022/resources_energy_environment/1198018_3473.html
JERA シンガポールでのアンモニア専焼ガスタービン発電事業検討覚書締結 2022.8.19
JERAは、子会社JERA Asiaを通じて、シンガポール・ジュロン港運営のJurong Port、三菱重工子会社Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacificと、アンモニア専焼ガスタービン発電事業に向けて共同研究を行う覚書を締結したと発表した。今後、6万kW級アンモニア専焼ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備(GTCC)の導入及び運営の事業化可能性調査を行っていくとしている。
https://www.jera.co.jp/information/20220819_961
CO2利活用関連ニュース
双日 ボーイングと航空分野でのサステナビリティ実現に関する覚書締結 2022.8.15
双日は、ボーイングと航空分野でのサステナビリティ実現に関する覚書を締結したと発表した。2050年カーボンニュートラルを目指す国際航空分野での、SAF活用拡大、電気・ハイブリッド・水素など新たな推進システムでの研究を行い、環境負荷の低いエネルギー源の拡大に向け、日本国内を中心に両社の連携を推進するとしている。
https://www.sojitz.com/jp/news/2022/08/20220815.php
伊藤忠 豪州CO2固定化技術保有MCi社との取り組みについて大成建設と協業 2022.8.15
伊藤忠商事は、大成建設とCO2固定化技術を保有する豪州Mineral Carbonation International(MCi)との協業に関する覚書を締結したと発表した。MCi社はCO2固定化技術を研究開発するスタートアップ。製鉄工程での製鋼スラグや火力発電所での石炭灰などをCO2に固定化させ、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムなど炭酸塩にする技術を有している。大成建設とコンクリート原料としての炭酸塩の活用につき協働で県境を進めることに合意した。
https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2022/220815.html
ニュースウォッチ
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