水素・CO2利活用関連ニュース        2022.5.30
水素・CO2利活用関連ニュース        2022.5.30

水素・CO2利活用関連ニュース        2022.5.30

水素・アンモニア関連ニュース         2022.5.30

UBE 2030年目途に国内アンモニア生産停止       2022.5.19

UBEグループは、5月19日中期経営計画を発表し、設備が老朽化していてGHG排出量の多いプロセスを採用する国内のアンモニア生産について2030年を目途に停止することを目指すと発表した。一方、国内需要に応えるためクリーンアンモニアの調達を検討し、燃料アンモニア設備市場への参入を中期の戦略として取り込んだ。

https://www.ube.co.jp/ube/jp/ir/ir_library/presentation/pdf/keiei_ube_vision_2022_22051909.pdf

伊藤忠 カナダでのブルーアンモニア・メタノール事業化PJ FEED開始      2022.5.24

伊藤忠は、マレーシアPetroliam子会社カナダガス権益保有Petronas Energy Canada、地場インフラ企業Inter Pipelineと、カナダ・アルバータ州でのブルーアンモニア・メタノール製造販売事業FSが終了し、FEED移行判断調査を開始したと発表した。世界最大級のブルーアンモニア・メタノール製造・供給体制により、2024年着工、2027年商用生産開始を目指す。

https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2022/220524.html

ENEOS 水素ハイブリッド電車社会実装に向けた共同研究連携協定締結  2022.5.25

ENEOSとJR東日本は、鉄道の脱炭素化に向けたCO2フリー水素利用拡大共同研究のための連携協定を締結したと発表した。水素ハイブリッド電車、及び、同車両向け水素ステーション開発や、京浜臨海部ENEOS拠点からJR東日本川崎火力発電所へのCO2フリー水素供給による水素混焼発電を検討するとしている。

https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20220525_01_01_2008355.pdf

CO2利活用関連ニュース     2022.5.30

産総研 大気濃度CO2から合成ガス製造技術開発           2022.5.13

産総研は、発電所や産業分野から排出されるガスあるいは大気中の低濃度CO2(400ppm(0.04%)~20%程度)から、合成ガスを直接製造する技術を開発したと発表した。遷移金属を使用せず、Naやアルカリ土類金属を主成分とする二元機能触媒を用いてCO2を還元する。

https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2022/pr20220513_2/pr20220513_2.html

日立造船 スイス初、バイオメタネーションPtGプラント完成              2022.5.25

日立造船は、スイス電力会社のチューリッヒ施設内にバイオメタネーション産業用PtGプラントを完成させたと発表した。ごみ処理施設で発電された電力により水の電気分解で水素を生成。水素と排水処理施設からの下水ガスに含まれるCO2をバイオリアクターでメタンに変換し、地域のガス供給網へ供給する。

https://www.hitachizosen.co.jp/newsroom/news/release/assets/pdf/84c33eb54d6375343e4fdfb47f5e6102.pdf

三菱商事、三井物産 米国キャメロンLNGプラント近接地におけるCCS事業化検討         2022.5.24

三菱商事、三井物産は、米国ルイジアナ州におけるCCSの事業化調査を米Sempra Infrastructure、仏Total Energiesと開始したと発表した。年間最大200万トンのCO2を地下貯留する。

https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2022/html/0000049304.html

https://www.mitsui.com/jp/ja/topics/2022/1243537_13393.html

日本CCS調査 CO2船舶輸送事業 苫小牧CO2受入設備の起工式を実施                          2022.5.24

日本CCS調査は、北海道苫小牧市真砂町に建設する液化CO2受入設備の起工式を行ったと発表した。関西電力真出石炭火力発電所で回収されたCO2を液化、払い出しを行い、船舶輸送を経て北海道電力苫小牧発電所敷地内のCO2貯蔵タンク受入れまでの実証を行う。本工事は5月から着工し、2024年春からの実証試験開始を予定している。

https://www.japanccs.com/wp/wp-content/uploads/2020/05/report202005_overview.pdf

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