水素、合成燃料、CCS関連動向      2024.1.15
水素、合成燃料、CCS関連動向      2024.1.15

水素、合成燃料、CCS関連動向      2024.1.15

水素・アンモニア・LOHC関連

川重、東洋、日揮、千代田 液化水素SCに関するFEED業務でJV協定書を締結   2024.1.11

 川崎重工業、東洋エンジニアリング、日揮グローバル、千代田化工建設は、日本水素エネルギー株式会社(JSE)が取り組む液化水素サプライチェーンに関するFEED業務で、JV協定書を締結したと発表した。川崎重工がリーダー会社として、豪州ビクトリア州兵スティングス地区での水素液化設備、液化水素貯蔵タンク、大型液化水素運搬船出荷基地などの設備に係る基本設計(FEED)業務を行う。

ENEOS クリーン水素製造米国企業に資本参加 2024.1.11

 ENEOSは、米国のメキシコ湾岸でクリーン水素製造を目指す米国企業MVCEガルフコースト社に出資したと発表した。MVCE社は米国メキシコ湾岸で水素、MCH、アンモニアのプラント開発を行っている。ENEOSはMCHの製造、輸送について技術開発を行っていて、MVCE社への資本参加により米国からのクリーン水素製造およびMCHでの日本への輸出に関するFS検証を推進するとしている。

合成燃料関係

三井物産 CO2活用メタノール生産を米国で開始 2024.1.10

 三井物産は、米国の化学品会社セラニーズ社とのJV フェアウェイメタノール社のテキサス州パサデナの工場で、周辺プラントから排出されるCO2を原料としたメタノールの製造を開始したと発表した。三井物産は、2015年にセラニーズ社と折半出資でフェアウェイメタノール社を設立し、年間生産能力130万トンでメタノールの生産を開始している。今回、年間最大で18万トンのCO2を活用し、メタノールを年間13万トン生産する。これにより、パサデナ工場でのメタノールの年間生産能力は163万トンになるとしている。

ENEOS SAF製造を含む資源循環で和歌山県などと連携提携を締結   2024.1.10

 ENEOSは、和歌山県、花王、サントリーHDと、和歌山県におけるサーキュラーエコノミーの実現に関する包括連携協定を締結したと発表した。ENEOSは連携協定により、一般家庭からの使用済み食用油を回収しSAF製造の事業化検討を行う。また、サントリーグループと協業で、SAFの連産品であるバイオナフサを活用したPETボトル製造の検討を行うとしている。

ニュースウォッチ

  • 同志社大学、溶融塩をCO2電気分解し炭抽出2024.1.5
  • PTTEP、インペックスとCO2貯留調査 2024.1.9
  • 商船三井、肥料ヤラとアンモニア輸送船契約 2024.1.8
  • 三井物産、水素タンクに70億円を出資 2024.1.12

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