本田技研工業
売上収益: 四輪事業は中国ロックダウンによる販売減、北米での販売減もあるも想定内。二輪は特にインドでの大幅販売増に加えて円安影響により、売上収益は前年同期比7%増の3兆8,296億円。
営業利益: 二輪販売増による貢献が大きいも、四輪でもインセンティブ削減などにより前年同期比▲8%の2,222億円、営業利益率5.8%と前年レベルを確保した。なお、PP事業に含まれる航空機事業は今四半期38億円の営業損失であった。
ホンダ系部品メーカー
各社、OEM各社の減産によるマイナス要因と円安による為替益のプラス要因の相殺で売上収益はTSテック、八千代工業以外は前年同期比増を確保。
営業利益率は、原材料・エネルギー価格、輸送費・労務費高騰の影響に対応できていない企業は軒並み営業益損失している。G-TEKTは原材料価格高騰を製品コスト反映、及びスポットの採算改善し黒字確保。FCCはインド二輪、北米四輪部品販売増を受け黒字確保している。
ここにあげるホンダ系8社の平均売上前年同期比は7.9%プラス。営業利益は前年同期比▲99%。平均営業利益率は▲0.1%であった。