適用
三菱ケミカル 生分解性樹脂が食品品質保持剤の小袋に採用される 2023.11.9
三菱ケミカルグループは、植物由来の生分解性樹脂BioPBSがフロイント産業の食品品質保持剤アンチモールド・マイルドEFの小袋の内面シーラント層に採用されたと発表した。小袋の内面にBioPBS、外面には紙を使用していて、小袋全体が生分解性素材で構成されているとともに、80%以上のバイオマス度を実現しているとしている。
住友理工 自動車窓用フィルム マレーシアで採用拡大 2023.11.9
住友理工は、自動車の窓用遮熱フィルムがマレーシア市場での採用が拡大していると発表した。住友理工は2010年より鉄道や建物の窓の遮熱と室内熱の断熱が可能な透明フィルム「リフレシャイン」を販売している。2018年よりマレーシアのフィルム施工販売会社と協業し車載用フィルムを開発してきた。フロント及びフロントサイドガラスに装着され10万台の車に採用されていて、今後東南アジア各国やインドへの拡販をしていく。
リサイクル
レゾナック ホテルのFC向けに使用済みプラ原料による低炭素水素を供給開始 2023.11.14
レゾナックは、川崎事業所で生産している使用済みプラスチック由来の低炭素水素を、川崎キングスカイフロント東急REIホテルへ供給を開始したと発表した。レゾナックは2003年から使用済みプラスチックから水素を取り出す製造方法を導入していて、2018年6月から東急REIホテルに環境省の実証事業として低炭素水素を供給してきたが、2022年3月で終了していた。
体制・M&A・出資
三井化学 PET樹脂の生産を停止へ 2023.11.21
三井化学は、山口県玖珂郡和木町にある岩国大竹工場でのポリエチレンテレフタレート(PET」)プラントを2024年10月に停止すると発表した。三井化学は岩国大竹工場に年間14.5万トンのPET樹脂を生産するプラントを保有し、1984年以来操業を続けてきた。近年の格安輸入品の拡大や再生PETボトル需要の増加で、低率での稼働状態で収益確保が困難と判断したとしている。
ニュースウォッチ
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